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新しい年と変わらないものと

昨年は、いろいろなことがありました。
良いことも、大変だったことも。
でも、乗り越えて、2012年を迎えられましたことに、心から感謝しています。

年末におせちを整えながら、
また今年もおせちで新年を迎えられることが、幸せだね…と母と話しながらの大みそかでした。
NEC_00573.jpg
変わらないおせちのお献立て、白味噌のお雑煮。はまぐりの潮汁と大福茶。
大晦日はおかげさまで、祇園・常盤のにしんそばで年越し。八坂神社のおけら詣りをさせていただき、
無事に新年を迎えました。
本年もどうぞ宜しく御願い申し上げます☆

ソニーという憧れの会社 [キャリア]


さよなら!僕らのソニー (文春新書)

さよなら!僕らのソニー (文春新書)

  • 作者: 立石 泰則
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本


内容には、賛否両論あると思います。

でも、きっと、これはソニーという会社を大好きだった方が
お書きになったのだと感じました。文章の随所に「苦み」「悔しさ」がにじんでいたからです。

読みながら、涙があふれて…
就職活動の時、品川の本社に伺ったとき、
イギリスで、シンガポールで、SONYの商品を見たとき、
いつもいつもSONYのロゴがカッコよくて、製品に美しさがあって
憧れの会社でした。憧れの製品を生み出す会社さんでした。大賀さんが大好きでした。

この本に書かれていることの、どれくらいが「ほんとう」なのか
それは当事者にしかわかりません。
でも、ひとつだけ強く感じたのは、
メーカーは、製品を愛している人が中枢にかかわらないと、
ダメになる、ということです。

外国人経営者の方が悪いとはいいませんが、
強者の論理が優先される経営手法は、どうしたって会社を良くする方向ではなく
自分たちの立場を強化する方向に進みがちですよね…

会社は弱体化してゆき、トップは8億円の年棒を得る。
社外取締役と「仲良く」なり、統治力を強めるのも「合理的」です。

そんな合理性は、嫌いです。
ソニーの本社を見上げて心から感動した21歳の私は、
今ひとつ内的成長を遂げていないようです…

12月1日 就職活動解禁

ところでSo-netさん、この妙なPRは何でしょう…↑?記事と関連ゼロなのですが。

本題です。

こうなるのは、目に見えていました。
つまり、クッションがなくて、いきなりおしりが固いイスにあたるようなもの。
重なるに決まっています。同じ日に、いくつもの企業セミナーが。

良い点としては、『本当に行きたい会社』 に応募せざるを得ない、ということ。

しかしながら、心配な点はてんこもりにあります。
つまり、クッションがないから、いきなり本番、ということ。
逡巡したり、試したり、迷ったり…と出来る期間が短いということです。ここ重要。
学生さんは、準備しておきましょう。せめて自己紹介は、初対面のひとにもわかりやすいように。

もちろん、大丈夫なのですよ。
就職活動は、あきらめずに活動を続けていれば、必ず自分自身の納得感につながる結果に
たどりつけます。

注意点は、『いきなり、 超忙しくなっちゃいます』 ということ。

落ち着いて、深呼吸して、自分の興味関心に耳を澄まして、
会社に触ってゆきましょう。

アドバイスは、『リスク分散』 です。
超有名大企業、知名度低めの大企業、地元の中堅企業、魅力を感じる中小企業、先輩が就職されている企業…

一気に、エントリーしておきましょう。
2013の就職活動は、一気にはじまって一気に収束する可能性が高いです。
(あ、でも、終結はしないんですよ。日本企業は新卒者採用を、とても重視しています。
 有効求人倍率を見てください。だいじょうぶですよ。)


キャリア形成を先延ばしにせず、なるべく大学卒業時に、
自分自身の納得感あるキャリア形成の方向性を見つけてください。心から応援しています。
それは、自分自身の社会における居場所を、自分で見つける、第一歩です☆

小倉昌男 経営学

小倉昌男 経営学

  • 作者: 小倉 昌男
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: 単行本


困難から逃げず、自分の頭で考え抜いて、常識や状況、一般論に流されず
戦い抜かれたヤマト運輸中興の祖、敬愛する 小倉昌男さんに今日も勇気をいただきました。

ユニクロさんの採用戦略の正しさ

1年生から就職活動!?

・・・と、ヒステリックになられませんように。

ユニクロさんは、自社の採用戦略を考えたうえで、そのやり方が合理的だと思われたから
そうなさるのだと思います。採用は横並びである必要はない。

『大学での学びも、将来の仕事探しも、両方ちゃんとやりなさい』

・・・というかの会社の声が聞こえてくるようです。

将来の仕事探しを、情報の嵐と焦燥感・不安感の半年間で決めるのではなく、
ちゃんと、早いうちから考えて試してみてその中で決めなさい、ということ。

新卒一括採用システムが、悪いわけではありません。
その半年間の就職活動が始まる 『前』 に、自分が何に興味があって社会のどこで生きるのに
向いているか、おおよそイメージ出来ていればよいのです。好きなこと苦手なことがわかっていれば。

●就職活動が始まるまで、なーんにも考えていないことが、問題なのです。
 自分が社会の中の、どこで、何をして生きるのかを、なーんにも考えていないことが。

ユニクロさんのお仕事は、可能性もたくさんあるしやりがいもたくさんあるけれど、
ある意味、とてもハードなお仕事だと思います。
いわゆる「接客販売業」は、見た目と実際のギャップがあるお仕事。
(どの仕事もすべてそうかもしれませんが)

ですから、
『働きながら、学びながら、うちの会社との相性を考えなさい、
 もちろんうちも、あなたがうちの会社と相性が良いかどうか、考えます』
というメッセージが、秘められているように思うのです。

本気でなければ、うちの会社に来てほしくない。自分の本気を見極める機会を、提供しますよ。
そんな時代になってきていると、ひしひし感じる記事でした。
自社の採用戦略、見直していきましょう。
自分の就職活動、始まる前に、社会での自分の居場所をだいたい感じておきましょう。

プロフェッショナルマネジャー

プロフェッショナルマネジャー

  • 作者: ハロルド・ジェニーン
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2004/05/15
  • メディア: 単行本


柳井さんがオススメのご本です。ユニクロさんに興味ある学生さんは、是非一読を。
(うわ、柳井さん、本のオビに写真つきで載っていらっしゃる!)

不満はないが、不安がある [キャリア]

必ず読まないといけないとわかっていたのに、こわくて先延ばしにしていました。
そうしたら、敬愛する先輩にガツンと…

「俺、あのひと好き。すげえいいひとだよ」 

これはメッセージだと思い覚悟して一気読み。

絶望の国の幸福な若者たち

絶望の国の幸福な若者たち

  • 作者: 古市 憲寿
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/09/06
  • メディア: 単行本



希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)

  • 作者: 古市 憲寿
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/08/17
  • メディア: 新書



上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)

上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)

  • 作者: 上野千鶴子
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/10/18
  • メディア: 新書


うわあ。

・・・うわあ、しか出て来なかった。 
ついに直面した…という感じ。何と?それは今の若者の感性と。それは、自分とは明らかに異なる部分。
同じ部分をみつめてごまかしてきたが、ついに圧倒的に違うものを見た。


「不満はないが、不安がある。」


それで、どうするのだ・・・

ある先生に言われた。「不満がないことは、自分がないことだ」 と。それが正しいかどうか、
今の私にはわからない。

著者にお会いしたことはないが、知性とユーモアと、そして何よりなんというか、覚悟のような
ものを感じる文章だった。それは 「あからさま」 に著すことを選んだ覚悟と、少し含羞のにおい。
だから、私はこの人の文章は、とても好きだ。
わかりやすく書いているかもしれないが一定の抑制があり、そして大事なことに「嘘」は感じない。


しかし、だとしたら、さらに大ごとだ!


おススメは上野先生との対談本。これは中高年以上のキャリアカウンセラーさん必読です。
これほど世代変化がくっきり見えやすい本は、そうそう現れないでしょう。


「親よりも、先に死にたい。」


これを言語化できる若い社会学者さんが、出て来てくださったことは我々に対する僥倖です。
しかし、この幸運に甘えてはいけない、と痛切に感じる。キャリア教育に携わる40代の人間として、
何が出来るのか、とこの1週間ずっと考え込む。
(今年は、考え込むことが多い…。只今リハビリ中です(笑))

社会で自分の居場所を見つけ、自分で生き続けられる力をつける、それが私のキャリア教育の定義。

どんなリソースを使っても良いとするなら、生涯何らかの庇護と依存の下に生き続けても、
それは一つの選択である。
しかし、それは 「自分で生き続けられる力」 と言っていいのか。
そこに、「自分」 はあるのか。
そも  「自分」 とは何なのか。 
…哲学的になることは、私のキャリア形成支援とは異なるので軌道修正。

仕事をする、何らかの役割を果たす一員として社会にコミットする、
そのことが、ヒトが生きていく上で絶対必要なことだと、論理的に説明する力を私はまだ持たない。
そうしたほうがいいよ、と説く思いだけでは、このひとたちは 「社会の一員」 にはならない。
「社会って、何ですか?」 と彼らの問いが聞こえる気がする。
戦後日本民主主義のありようを思う。 
…しかし誰かのせいにすることは、私のキャリア教育の姿勢とは異なるので軌道修正。

ひなに、親鳥がえさを運ぶ。
運ぶ。運ぶ。
あるとき、親鳥がいなくなる。
巣には、大きく育った鳥がいる。「えさって自分で取るんですか?」という鳥が。
その鳥が、空を飛びますように。
自分でえさを取らず、飛び方も知らないまま、ゆっくりと死んでゆくなどということがないように。
鳥が飛びたくないということは、空との信頼関係がないのかもしれないけれど…
「その森きらいなんですよ。えさなくても近場の森がいいです」
「入りたい森に入れないんですよ。入りたくない森には、入る気はないです」
そういう鳥を、責めることはない。
しかし、何か伝えなければならないことが、上の世代にはあるのではないか。

魚を釣ってあげるより、釣り方を伝えて釣りを見守る。釣る大変さと楽しさを伝える。
表層的なキャリア教育風味の取り組みでは、ここまでたどり着けない。
自分へのチャレンジを、続けます。

SMAPさんの20年 [キャリア]

「自分たちは、たいしたことない」

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」 の特別編を拝見して、
何度も泣いてしまいました…
年齢層が近いからかもしれないし、
個人のキャリア形成を考える自分にとって、
たくさんのヒントをいただいたからかもしれません。

木村さんは、「前線から逃げないひと」と言いました。
香取さんは、「明日を生きるひと」と言いました。
草彅さんは、「チームワークが出来るひと」と言いました。
プロフェッショナルとは、という問いに対してです。

中居さんは、森さんのことを、
「ほんとうに、寂しかったですね…今でも帰ってこないかなあ、と思うんです」と言いました。
稲垣さんは、自分のことを、「中間管理職ですから、いちばんみんなとしゃべってます」と言いました。

人気芸能人のトップランナーたるみなさんは、
ずっとずっとチャレンジを続け、
ときには大変でも、つらくても、風当りが強くても、いつまで続くんだろうと思っても、
劣等感にさいなまれながらも、
それでも 『目の前のことを、全力で取り組む』 ことを続けておられた。

結果を出すひとは、逃げずに戦い続けるひと。

愛の唄~チョンマル サランヘヨ~

愛の唄~チョンマル サランヘヨ~

  • アーティスト: チョナン・カン,チョナン・カン,つんく,鈴木“Daichi”秀行
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/06/26
  • メディア: CD


私は、いつも無理ないペースを保つ、演技の天才草彅さんがいちばん大好きです☆

カジノを北海道に☆


ミシュランガイド世界の3つ星レストラン―世界の美食をめぐる旅

ミシュランガイド世界の3つ星レストラン―世界の美食をめぐる旅

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本ミシュランタイヤ
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 単行本



ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉〈2011〉

ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉〈2011〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本ミシュランタイヤ
  • 発売日: 2010/11/27
  • メディア: 単行本


ミシュランはタイヤメーカー。
美味しいレストランと素敵なホテルを紹介することで、「もっとドライブしてね」
・・・というコンセプトの下、『ミシュランガイド』が生まれました。

で、北海道版の発刊☆ 日本で3番目のエリア。

どうして北海道版か、わかります・・・?

外国人に、人気のエリアだからです☆☆☆ 雪、パウダースノースキー、
そして温泉、海の幸、乳製品・・・安全で清潔で、ちょっぴり遊びのエグさもある街。
北海道は、観光エリアとして、グローバルレベルなのですよ。

懇意にしているアメリカ帰りのお寿司屋さんご店主がおっしゃいました。

「北海道にカジノつくるべきですよ。土地は広いし余ってるし、雇用を産みますもん」

・・・海外の『視点』のある方だなぁ・・・、とつくづく感動した次第。
カジノは、雇用を生み、海外からのお客様集客にも役立つ。街もきれいに便利になる。
東京とか大阪じゃなくて、北海道にカジノ☆ ミシュランも目を付けてるエリアです。

近い将来、世界の都市が魅力を競い合う時代が来る。いや、もう来ている。
日本は安全・快適以外に、『魅力』を磨かなきゃなぁ。と自省。

大学との幸福な出会い [キャリア]


最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書)

最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書)

  • 作者: 内田 樹
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2011/06/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


親友が、内田先生のことを敬愛しており、
『生まれ変わったら、神戸女学院に入学したい!(親友は男性なので…)』と
言っているほど。
ユダヤ教を研究していらして、仏文学者で、武道家で、的を射た社会批評をなさる、
不思議な先生だなあ、と思っていました。
武道家で、神戸女学院…。なんとなく、京都の女子としては、不思議だったのです。

でも、このご本を読んで…

ヴォーリズの建築との出会い、神戸女学院の教育姿勢との出会い、
学生をはぐくむ環境は、また教員をもはぐくむ環境であったこと…
内田先生は、この大学におられたことを、心から愉しみ、この大学がお好きでいらして
感謝や、愛情、深い思いをたくさんおもちなのだと、初めてよくわかりました。

女学院の学生ではないのに、幸せなことに先生の『最終講義』を聴いた気持ちになりました。
大学との出会いは、自分のライフキャリアに大きな影響を与えるのだと、
あらためてそのことを思いました。

どの組織と御縁がつながるかは、最終的にはそのひとの価値観によって決まります。
どのような環境要件があろうと、背景事情があろうと、自分が決めてそこにいるのです。
先生の神戸女学院での日々のように満足感の高い、組織との関係性を
自分も築いてゆきたいと、強く強く感じました。

就職は、きびしくない。

どうして最終面接で落とされるんだろう、
どうして内定がとれないんだろう、
世界で自分がたった一人ぼっちで、誰にも必要とされていないダメな存在なんじゃないか、
…21年前の7月、私はそう感じていました。ほんとうにつらかった。

でも、
いちばん行きたいと思っていた会社には行けなかったけれど(最愛の本田技研工業)、
行きたかった業種には、15社も最終面接で落とされたけれど(メーカー)、
リクルートエージェント、当時はリクルート人材センターに入社できたことは
私の財産です。あのとき、就職しておいて、ほんとうによかった。

元人材屋さんで採用コンサルだった私は、
無職の期間が長いほど、採用市場における人材価値が下がることを知っています。

ひととしての価値、じゃないですよ。
採用市場における、雇用人材としての価値、ですよ。

はたらかない、という期間が長いと、

『このひと、はたらく気がないのかしら・・・?』と、雇用者側に心配されちゃいます。

5000名以上が勤める、超大手企業は日本に600社もないそうです。
大学生・大学院生は、年間約50万人ずつ卒業してゆきます。

中小企業の新卒有効求人倍率は4倍以上あります。1人の学生に4社が名乗りを挙げています。

愛する対象と結ばれなくても(私の場合は本田技研工業)、
自分の人生を、自分の力で始めるために、
就職しましょう。よほどのことがない限り、先延ばしにしてもいいことありません。

どうしたらいいかわからなかった大学4年生の私は、
たくさんの大人の方に、思いや考えをぶつけました。稚拙な思いを。
みなさんは、厳しく、優しく、わかりやすく、わかりにくく、たくさんの答えをくださいました。
それが、私を、大人に近づけてくれたと思います。

自分を、社会に、ひらいてみよう!
それが、就職活動です。タイミング逃すと、ひらけなくなっちゃうよ!

就職、絶望期―「若者はかわいそう」論の失敗 (扶桑社新書 99)

就職、絶望期―「若者はかわいそう」論の失敗 (扶桑社新書 99)

  • 作者: 海老原 嗣生
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: 単行本


タイトルを『希望』に変えていただきたい(笑)。明るい希望が持てる本です。
心配しなくてもいいよ、と『データと事実』で教えてくださり、『こうしたらいいのでは?』と
案まで提示されている。
あとは実践するかどうか、私たち次第です。

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/29
  • メディア: 単行本


この本は、高知県と高知弁と自分の地方を愛する人のハートに、ド直球です☆
1時間で読んじゃいました~(笑)。 やっぱり、人は、愛があればなんでもできる!って
確信できる、清々しいご本です。
県庁ご勤務の方は、必読!やっぱり県庁には無限のポテンシャルがありますよ~。
             (元広島県の審議会委員経験から、心からそう思います…。)

電気自動車の未来

先日、中国地方でキャリアカウンセリングの研修をさせていただいたとき、
目からウロコのお話を伺いました。

曰く、「電気自動車は、田舎でこそ売れるはずだ」 と。

田舎…つまり、過疎地において、
次々と起こっていることは、『ガソリンスタンドの閉鎖』だというのです。

車にガソリンを入れるために、ガソリンを消費してスタンドまで行かなければならない…
という、若干パラドキシカルなことが起こっていると。

なるほど…
電気自動車は都市型、と言われていましたが、そこに必然性は少ない。
過疎地では、ガソリンより電気が確実に普及している。ここに必然性がある。

電気自動車を日常生活に求める方たちが確実にいらっしゃることを強く感じたと同時に、
非常時にも安全を担保できる体制づくりが、電気をつくる現場に求められていることを
痛切に感じました。

ついにやってきた!電気自動車時代―EVが変える!暮らし・経済・世界 (学研新書)

ついにやってきた!電気自動車時代―EVが変える!暮らし・経済・世界 (学研新書)

  • 作者: 舘内 端
  • 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 新書



EV(電気自動車)ライフを愉しむ

EV(電気自動車)ライフを愉しむ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2011/01/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


必要だから、普及するのでしょう。
必要だから、出来るだけオープンにして、みんなで考え選んだほうが良いという方向性が
早く日本に広がりますように。

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