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就職は、きびしくない。

どうして最終面接で落とされるんだろう、
どうして内定がとれないんだろう、
世界で自分がたった一人ぼっちで、誰にも必要とされていないダメな存在なんじゃないか、
…21年前の7月、私はそう感じていました。ほんとうにつらかった。

でも、
いちばん行きたいと思っていた会社には行けなかったけれど(最愛の本田技研工業)、
行きたかった業種には、15社も最終面接で落とされたけれど(メーカー)、
リクルートエージェント、当時はリクルート人材センターに入社できたことは
私の財産です。あのとき、就職しておいて、ほんとうによかった。

元人材屋さんで採用コンサルだった私は、
無職の期間が長いほど、採用市場における人材価値が下がることを知っています。

ひととしての価値、じゃないですよ。
採用市場における、雇用人材としての価値、ですよ。

はたらかない、という期間が長いと、

『このひと、はたらく気がないのかしら・・・?』と、雇用者側に心配されちゃいます。

5000名以上が勤める、超大手企業は日本に600社もないそうです。
大学生・大学院生は、年間約50万人ずつ卒業してゆきます。

中小企業の新卒有効求人倍率は4倍以上あります。1人の学生に4社が名乗りを挙げています。

愛する対象と結ばれなくても(私の場合は本田技研工業)、
自分の人生を、自分の力で始めるために、
就職しましょう。よほどのことがない限り、先延ばしにしてもいいことありません。

どうしたらいいかわからなかった大学4年生の私は、
たくさんの大人の方に、思いや考えをぶつけました。稚拙な思いを。
みなさんは、厳しく、優しく、わかりやすく、わかりにくく、たくさんの答えをくださいました。
それが、私を、大人に近づけてくれたと思います。

自分を、社会に、ひらいてみよう!
それが、就職活動です。タイミング逃すと、ひらけなくなっちゃうよ!

就職、絶望期―「若者はかわいそう」論の失敗 (扶桑社新書 99)

就職、絶望期―「若者はかわいそう」論の失敗 (扶桑社新書 99)

  • 作者: 海老原 嗣生
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: 単行本


タイトルを『希望』に変えていただきたい(笑)。明るい希望が持てる本です。
心配しなくてもいいよ、と『データと事実』で教えてくださり、『こうしたらいいのでは?』と
案まで提示されている。
あとは実践するかどうか、私たち次第です。

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/29
  • メディア: 単行本


この本は、高知県と高知弁と自分の地方を愛する人のハートに、ド直球です☆
1時間で読んじゃいました~(笑)。 やっぱり、人は、愛があればなんでもできる!って
確信できる、清々しいご本です。
県庁ご勤務の方は、必読!やっぱり県庁には無限のポテンシャルがありますよ~。
             (元広島県の審議会委員経験から、心からそう思います…。)
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