大学との幸福な出会い [キャリア]
親友が、内田先生のことを敬愛しており、
『生まれ変わったら、神戸女学院に入学したい!(親友は男性なので…)』と
言っているほど。
ユダヤ教を研究していらして、仏文学者で、武道家で、的を射た社会批評をなさる、
不思議な先生だなあ、と思っていました。
武道家で、神戸女学院…。なんとなく、京都の女子としては、不思議だったのです。
でも、このご本を読んで…
ヴォーリズの建築との出会い、神戸女学院の教育姿勢との出会い、
学生をはぐくむ環境は、また教員をもはぐくむ環境であったこと…
内田先生は、この大学におられたことを、心から愉しみ、この大学がお好きでいらして
感謝や、愛情、深い思いをたくさんおもちなのだと、初めてよくわかりました。
女学院の学生ではないのに、幸せなことに先生の『最終講義』を聴いた気持ちになりました。
大学との出会いは、自分のライフキャリアに大きな影響を与えるのだと、
あらためてそのことを思いました。
どの組織と御縁がつながるかは、最終的にはそのひとの価値観によって決まります。
どのような環境要件があろうと、背景事情があろうと、自分が決めてそこにいるのです。
先生の神戸女学院での日々のように満足感の高い、組織との関係性を
自分も築いてゆきたいと、強く強く感じました。
2011-09-14 00:57
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