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無関係な一局こそ

相手にとって重要で自分にとって無関係な一局こそ全力を尽くす


急逝された、米長邦雄永世棋聖のお言葉だそうです。ご冥福をお祈り申し上げます。

この言葉をひいておられたのは、羽生善治さん。
この哲学が、将棋界の要だとおっしゃいました。


これが、要なのか。

この要があらわす、懐の深さ。

でも、相手のためだけではなく、そこに全力を尽くせる自分であれるか、という
自分への厳しさ、突き詰め方、いつまでもゴールなどはないのだ、という叱咤のようにも思えて
姿勢を正された思いがしました。


この哲学がある限り、将棋界は健全な維持がなされてゆくのだと
憧憬の思いでみております。


キャリア形成支援には、どのような哲学が必要なのか、
仲間や先達のみなさまと、追究してゆきたいとあらためて感じました。

3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)

  • 作者: 羽海野 チカ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2012/12/14
  • メディア: コミック


ご年配の方が主役の、この巻です。

リクナビ2014のCMいいな!

あえて いいね! とは言いたくなくて…(笑)。

リクルートさん!早く自社HPのCM紹介ページに掲載してください。HOT PEPPER 年末CMも秀逸なのに未掲載…
http://www.recruit.jp/cmadlink/
今期のリクナビCM、いいですわ~。

狩りに行く原始人(?)に、一人まぎれている、新入社員らしいスーツ姿の若者。

となりの原始人さんが、若者の肩をポン、と叩きニヤっと笑って言います。

「若いの、緊張してるのか?大丈夫、俺も昔はそうだった…行くぞ!!!」

マンモスを狩りに突っ走る原始人のみなさん、ヒャ~!と叫びながらヘッピリ腰で槍をもち走るスーツの若者。

後ろから迫りくるマンモスに追いかけられ、うわーっ! と途中で槍を放り投げて走っちゃうんですよ。
これがオチ。


そう、そんなものかも。社会って。

始めはこわくても、いつか慣れて皆さんと同じように出来てゆくもの。

まずは、走り出そう!先輩たちと共に。

http://pierna9-soccer.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/2012cm-7812.html

過去のリクナビCMがまとめられている記事でした。引用させていただきます。

私は、他者とのかかわりで出来ている

的を射たご指摘の、本だと思います。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

  • 作者: 平野 啓一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 新書


個人を 「1」 だと思うから、生きづらいし 「ほんとの自分」探しをしちゃう。
個人は、「分人」 の集まりだと思うと、いろいろなことに納得がいき、生きやすくなる。

恋人と一緒にいるときの 「分人」
苦手な上司といるときの 「分人」
知り合いと会ったときの 「分人」

それらは、まったく別のものではないけれど、
あきらかに違う。

自分は、「分人」 の集合体…というか、
かかわる相手によって、自分は変わるのだ、と。
好きな自分でいたかったら、好きな「分人のタイプ」 でいられるひとと
一緒にいればいいのだと。

・・・すごい本。そのとおりだと心からそう思った。

人間は多面体、というのは私がよく口にする持論でしたが、
そのことを、本当にわかりやすく書いていらっしゃる。
そういうふうに感じるひとは、いらっしゃるんだなあ・・・と、すごく嬉しくなりました。

自分を好きになることが難しかった私は (現在も精進中)、
「自分が、好きなひとを見て、 この人が好きな私は、大丈夫だ」
と、思春期から自分に言い聞かせていました。

自分はスキになれないけど、
このひとをスキな自分は、まあまあいいんじゃないか、と。
そのことが、自分を支えていました。

「分人」

慣れないことばですが、概念は素晴らしい!一読を強くお勧めします。

ネトゲ人格と宮部みゆきさん


英雄の書(上) (新潮文庫)

英雄の書(上) (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/06/27
  • メディア: 文庫


宮部みゆきさんの本は、実は一冊も持っていないのです(ファンの方、ごめんなさい)。
なんと言いますか…相性って、ありますよね。
でも、雑誌で拝見すると、『うまいなぁ…文章表現』とつくづく感動します。

先日、サンデー毎日で連載されている 「悲嘆の門」(英雄の書の続編だそうです)に、
心につきささる一文をみつけました。

氏ね、とウェブ上に書くことは、そのひとをむしばむ、というのです。

社会でふつうに穏やかに生きていて、自宅でウェブにひどい書き込みをする。
そのとき、ほんとうの自分とちがう、「ネトゲ人格」 「ネット人格」だと思っているかもしれない。
自分だとばれていないかもしれないけれど、
キーボードで 「氏ね」 と書いたことは、自分自身に必ず影響する。
誰よりも自分が、「氏ね」 と書いたことに影響される。

…こういう内容の文章でした。

私が、ずーっと違和感を感じていたことが、ズバリと表現されていました。

「人は、多面体である」というのは、私の持論ですが、
あの場所での私、この場所での私、と、切り分けることは出来ない。
私は、一人だから。
知らず知らず、染み出してくるものがあり、そのことは敏感なひとなら気づいてしまう。

ネトゲ上で、ネット上で、すさまじい言葉づかいや感情表現をしているひとは、
どうして自分がそんな表現をしてしまうのか、
見つめてほしい。
乱暴な気持ち、凶暴な思い、淫猥で陰鬱な気分、呪わしい悩み…
そういう 「陰」 な部分ももつ自分であると、逃げずに見つめるところから、
自分の足で歩きはじめる人生が、始まるのではないでしょうか。
ずーっと抑えて隠しつづけると、いつか爆発してしまうかもしれない。
自分の多面性とうまく付き合うこと、認めて少しずつ出してあげるほうが(少しずつですよ)、
安全ではないかしら、と思うのです。

柳井正さんと大和魂


現実を視よ

現実を視よ

  • 作者: 柳井 正
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/09/21
  • メディア: 単行本


こんなストレートなタイトルがあるでしょうか。
帯には 「本書は、私の大和魂である」 と。なんと思いのこもったことばでしょう。
駅書店でみつけて、即買い。

好き嫌いは別として、間違いなく世界市場で戦っておられる経営者の著書。
だから、読むべきです。最前線からみた、日本の景色がわかるから。

ご自身が書いておられるかどうか、それはわかりません。

でも、私は、文中に出てくる、『大和魂』ということばに、
ご自分が宇部市のご出身で、松下村塾の話をなさるところに、
とてもとても熱い思いを感じました。

「日本はまだ江戸」 「そこに住むひとのメンタルの根っこは江戸」 は私の持論ですが、
ああ、日本に長州藩があってよかったなあ…と、心から思う一冊でした。

だって、その日本人としての精神性が貴重だと、世界に堂々と伍してゆける財産だと
信じてくださっていなかったら、きっとユニクロは早々に日本を出てゆかれるでしょうから。

経営者としてメリットはない、と自身でおっしゃりながら、
「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
を引用される。書かずにはいられない、もう時間がないから、とおっしゃる。
損得を超えたところの思いは、まぶしく輝いてみえます。

キャリア教育を担当する私は、やはり、
「働かざるもの、食うべからず」(働くの定義はいろいろありますが)
そして、
働くことが、社会にコミットすることである
働くことは、苦役でなく、人の満足感や精神的成熟にとっても社会にとっても良いことである
…このことから逃げてはいけないなあ、としみじみ感じました。

何を目指すのか。
それは、経済的自立。
「自分の足で立ち、自分で生活も出来ない国が、再び世界に冠たる国家になるなど、
 とうてい不可能だからである」
…これはそのまま、キャリア自律を果たす個人の姿にもつながります。

個の尊厳は、自分の足で立ち、自分で生活するところから強化されます。

柳井さん、いつも、勇気をありがとうございます!

水玉のプリンセスは死ぬまで描きまくると言った 草間弥生さん


無限の網 草間彌生自伝 (新潮文庫)

無限の網 草間彌生自伝 (新潮文庫)

  • 作者: 草間 彌生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/03/28
  • メディア: 文庫



クサマトリックス/草間弥生

クサマトリックス/草間弥生

  • 作者: 森美術館
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本



草間彌生、たたかう

草間彌生、たたかう

  • 作者: ワタリウム美術館
  • 出版社/メーカー: ACCESS
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: ペーパーバック


増殖、ということばがいちばん似合う、彼女の作品群、
それをわたしはずっとこわいと思っていました。
彼女が精神病であること、写真に撮られるとき目をむき出しにすること、
作品が終りのない悪夢のように見えて、作品を生み出す場面を勝手に想像して、
こわくなっていたのです。

今、ブラウン管のむこうの彼女は83歳、
精神病院に居住し、アトリエと往復し、アシスタントと支援者に支えられて、
世界中を回る作品展のための創作に励む。その姿がNHKで放映されている。
壮絶である。
ゆらぐ精神と、ぐらんぐらんする頭、固まって痛くなる身体、足、「痛い…」と言いながら。
そんな中、不自然な姿勢のままカラーキャンバスを目をむき出しにして見て、見て、見て、
筆がぐいぐいと進んでゆく。
空間を、埋め尽くしてゆく。

そこに、弱弱しさは一切なかった。

彼女の創作を観られてよかった。

彼女の考えの一端を、聴けてよかった。


「絵を描くだけじゃ、人は来ないよ」

「私は水玉に平和の意味を重ねて、世界を埋め尽くすという考えを言うから、

 人が集まる。夏目漱石だってそう。語り続けられるものには、考えがある」


言い放つ。


彼女は、絵描きであり、グローバルに展開して結果を残せるビジネスマンであった。

一流の、国際的に活躍できるDNAは、正しく村上隆さんに継承されていることがわかる。


日本女性の大先輩である草間弥生さん。

強い強い思いは、明確な明確な思いでもありました。

「死ぬまで描くよ。世界に、名前を残したい。いい絵を描いたといわれたい」


じぶんの思いを、思わず見返した。

草間さんに、叱られたような気がして、勝手にうれしくなった。

女性の、素敵な、わがままライフキャリア [キャリア]

のびのびと…

97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣

97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣

  • 作者: 笹本 恒子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


がつがつゴリゴリと…

オラオラ女子論

オラオラ女子論

  • 作者: 蜷川 実花
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2012/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


日々を生きるお二人の女性、ライフキャリアの多様性を感じます。
お二人に共通しておられるのは、
『自分のやり方』を持ち、かつそれを周囲と協調させておられるところ。
自分で、責任をとって自立しておられる姿は美しく、
自立と協調は並び立ってこそ意味があると再認識できる2冊です。『まとめて読み』をお勧め!

「しなやかさ」

そんな言葉が思い浮かぶ、お二人のライフキャリア。

しなやかさの陰には、不遇の時代でも頑張り続ける意志、努力そして
自分のやり方=美学をつらぬく強さがありました。

ちょっと最近、元気ないなあ…と思われる方に、2冊まとめて読まれることをお勧めします☆
元気、出ますよ。
自分のライフキャリアはどうしようかな、と、自然に見直せる・考えられる2冊です。

ライフキャリアの残り時間

9月になりました。
8月の酷暑に、毎年どうなることかしらと思いますが、
昨夜は祇園白川に秋の虫が、くっきりと美しい声を響かせていました。


8月の末に、友が逝きました。

18歳で出会い、折々に再会し、この10年は会わなかったけれど、
すぐに声も笑顔もはっきり思い出せる、心的距離のとても近い、懐かしい友でした。

ライフキャリアの残り時間、というものをあらためて考えました。
同時に、心身の健康に感謝すること、忘れてはいけないと。


美味しいものを食べるたび、
きれいなものを見るたびに、
彼は、今世のこの先がない世界に逝ってしまったのだと
あらためて感じています。
彼のご冥福を、日々の瞬間瞬間に、祈らずにはいられない9月の始まりです。

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

  • 作者: アルボムッレ スマナサーラ
  • 出版社/メーカー: サンガ
  • 発売日: 2006/07/18
  • メディア: 新書


彼が怒っていたところを、どんなに思い出しても、私はみたことがありません。
わたしが天に召されるまで、彼が心の中に生きていることを感じて、
彼のように、怒らないわたしでいたいと痛切に思います。

進路選択と「銀の匙」 [キャリア]


銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 荒川 弘
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/07/15
  • メディア: コミック


エゾノー = 大蝦夷農業高等学校 を舞台にした、書店員さんがおススメを選ぶ
マンガ大賞2012 受賞の作品です。

進路選択、について、それがどんな理由であっても…たとえ消極的な理由であっても、
その先で出会ったものは、あなたにとって価値あるものではありませんでしたか?
それならいいのではありませんか? たとえ「逃げ」であった選択理由だとしても、
「生きるための逃げは、ありありです。」 とエゾノーの校長先生がおっしゃいます。

進学校から、中三で煮詰まって進路を農業高校にした主人公と、
職業のこと、将来のライフキャリアのこと、農業の現状、生命と農作物のことまで
たくさんたくさん学べる良書でした!

銀の匙 (岩波文庫)

銀の匙 (岩波文庫)

  • 作者: 中 勘助
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1999/05/17
  • メディア: 文庫


こちらの「銀の匙」は、リリカルで抒情的でしたけどね(笑)。

アベンジャーズとチームワーク


Avengers

Avengers

  • 作者: Marvel Comics
  • 出版社/メーカー: Marvel
  • 発売日: 2012/05/02
  • メディア: ハードカバー


お誕生日の8月14日に先行上映があり、『初回』、観に行きました。

『個性・能力とチームワーク』 について、考えさせられました…。
能力が大変高い(という枠を超えている) メンバーが集まると、
そもそもチームでワークする必要がないひとたちなので主張がキツく、ぶつかるわけです。

しかし、チームでワークする必要性を納得すると、
そこは全員一流のプロなので、それぞれ勝手に役割を認識して力を発揮する。

「チームでワークする必要性」 が、あるときは危機意識なのかもしれないし、
あるときは理想、あるときは物語、あるときはアイデンティティなのかもしれません。
大学、企業、国家…様々な組織体に、わかりやすいアイデンティティが求められる時代です。
共有できるアイデンティティや「チームワークの必要性」をどれだけ浸透させられるかが、
リーダーに求められるスキルなのでしょう。



映画では、サミュエル・L・ジャクソンがリーダーでした。全身説得力、みたいな方です(笑)。
ストーリー中で、彼は少し姑息な「工夫」をしてアベンジャーズの気持ちをひとつにします。
そこも「アメリカ的」なのかなあ、と。最後は「個」が最重要なんだよ、という感じを受けました。

映画そのものは欠点もたくさんありますが…「アメリカンコミックス的爽快感!」が味わえます。
理屈抜きで、こども心にもどって 『カッコいいー!』 と笑い楽しめる映画。
「そんなわけないやろ!」 と思っちゃいけません。
宇宙から襲ってくるメカ生物の寸足らずサイズに、若干予算面での残念感がありましたが…。



力のある方は、やはり舞台の最前線に出て来られるものだなあ、としみじみ。
私のハートも矢で射ぬかれたこの役者さんは、次回 『ボーン・レガシー』の主役です。
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