最近どない？ ぼちぼちでんな。

仕事も人間関係も、毎日いろいろあって、
傍目に見てたら順風満帆みたいに見えるかもしれへんけど、
悩んだりしんどかったり落ち込んだりもします。それでもなんとかやってますねん。
・・・というような話を、昔はよく夜更けの先斗町や祇園で聴いた。
今は、本を読んで、そういう気持ちに共感している。

時間と体力と感性のバランスを考えて、
同じくらいの世代のひとのエッセイ（アピール系でなく、日常点描系）を良く読むようになった。
仕事がんばってはるひとのエッセイが多い。いろいろあるよね、という感じの内容。
いろいろあるけど、ちっちゃなことも大切にしながら、バリバリやらなあかんときもあって、
ああ、そうやよね、そうやよね・・・。みんなぼちぼちやってんのよね・・・、と、
同じ時代に、同じ社会で生きてる実感が、勇気を与えてくれるような気がしてる。

生きるコント〈2〉

• 作者: 大宮 エリー
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2009/08
• メディア: 単行本

エリーの部屋 かめ篇

• 作者: 大宮 エリー
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2009/07
• メディア: 単行本

『生きるコント　２』は、週刊文春の連載が単行本になったもの。
私が昔一緒にお仕事をしていた着物作家の先生のことが書いてあって・・・爆笑☆
先生も、彼女は面白くてなんか素敵なひとやとゆうてはった。
先生は芸術家やから、数秒でものごとを判断してはったなぁ・・・。そして数秒で結果を出して次へ。

私は今、大宮さんの文章に共感し、勇気や力をもらってる。
まったくの、完璧な、他人やけれど、でもなんとなく感性がつながってるような気がして、
ほんのりうれしい。
ほんのりしたうれしさで、今日もぼちぼちやっていけそう。

コメント 2

またおじゃまします～　nai-kiです～

友達とのつながってる感を携帯で実感している人を、
社会とのつながってる感を仕事・職業で実感できるように。

キャリア教育って、そんな面もあるのかなって、感じました。

仕事・職業だけじゃなくって、書籍で感じてもいいし、音楽で感じられてもＯＫかな。

ちっぽけな自分も、社会にちゃ～んとつながってるやん。
そんな実感がたいせつなんやろうね。

by nai-ki (2009-10-19 23:49) 

nai-kiさん、コメントありがとうございます☆
はい、そうなんです。キャリア教育って、学校で完結しないのです。
自分でも働きたい、働いてみようって思えて、その力もついて、そして何よりも、働くための行動を起こすってとこが最も大事なんやと思います。
つながると、うれしい。つながると、あたたかい。つながるのはめんどうやけど、つながると幸せも増える。
こんなことを、キャリア教育では伝えていかなあかんと思てます～♪
by chichi (2009-10-20 07:05)