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石川雅之さんと、もやしもん [トレンド]

自分が好きなひとが素敵なことをされると、さらに好きになりますね☆

もやしもん(8) (イブニングKC)

もやしもん(8) (イブニングKC)

  • 作者: 石川 雅之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/23
  • メディア: コミック


作者の石川さんが、昨日素敵なことをされました。
今度、実写化される「もやしもん」にちなんで、酒造メーカーとコラボのお酒が発売される、
そのラベルが、「もやしもん」の菌が前面に出ているデザインであったと。
これは、あまり良くない、と。
酒造メーカーさんにも、そのメーカーのお酒が好きな方にも、
「もやしもん」を愛するファンにも、喜ばれないような感じである、と。
これまでの「もやしもん」のコンセプトである、『通常のラベルに、ちょっと菌たちがお邪魔する』
にも反していると。

で、ラベルの総つくりかえを、ブログで提案されたと。緊急性と即応性を重視した結果だとありました。
結果として、テレビ局も全面的にそれを支持されて、酒造メーカーさんとの関係も
その他もろもろも、うまく収まったというわけです。

実際は、いろいろあったのだと思います。ブログを使う、という手段も、なかなか状況が
わからなかった中で、どうしても緊急性が高いので仕方なくそうした、という雰囲気が、
文面ににじみ出ていました。
どうして、作り変えたほうがいいのか、を丁寧に説明されていました。

しかし、
既に決まっているラベルデザインを、たとえ作者のチェックが入っていなかったものだとしても、
いちから作り直させるというのは、また『大人』としては、なかなか難しい主張でしょう。
でも、
石川さんは、多面的な視点に立って考えて、そうすべきだと決断をされた。
そして、実行された。
ブログには、誰も責めずに『こうなったのも、現状把握を怠った自分の責任です』とおっしゃる。
なかなか出来ることではないと思います。難しいことを、なさったと思います。

お酒を愛し、お酒好きと、「もやしもん」を愛するファンを愛し、何よりも、
「もやしもん」を通じてなさっている、【ご自分の仕事を愛しておられる】。
プロフェッショナルキャリアを、石川雅之さんに感じました。ああ、長年ファンでよかった…。

カタリベ (SPコミックス)

カタリベ (SPコミックス)

  • 作者: 石川 雅之
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2006/03/01
  • メディア: コミック


ちょっとマイナーなこの本も、大好きです。
ちなみに冒頭ご紹介した『もやしもん8巻』で、農大の学生たちが全国の地ビール蔵を集めて
オクトーバーフェストというビール祭りをするシーンがあるのですが、
その蔵のデザインロゴを、すべて石川さん、お一人で描かれたそうですよ。
ほんとーーーーーーに、細かくて本物そっくり(てゆーか、本物)に描いてあって、
ああ、プロのお仕事だわ…と、熱く感動したものでした。
石川さんのお仕事ぶり、ほんとうに素敵だ!
是非みなさん、A・オリゼー(黄麹菌)たちの活躍を、本やTVでご覧くださいね。

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