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がんばらなくてもいいけれど、居心地がよい場所をさがそう [キャリア]

最新号のAERAに、香山リカさんが特集されておられました。

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

  • 作者: 香山 リカ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 新書



くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾

くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾

  • 作者: 香山 リカ
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/01/21
  • メディア: 新書


精神科医である彼女の著作に、通奏低音のように響きを感じるのは、
「自分の、居心地のよさを、大切にしよう」という姿勢のような気がします。
AERAが仕掛けて、「がんばる勝間さんと、がんばらなくていいという香山さん」の対談が
セッティングされたりしましたが、
なんといいますか・・・、スタンスとかものの考え方、捉え方の違いなので、
特集にも書かれているように、両者の会話は平行線。
どちらが良い、悪いではなく、自分はどうなのか、という問いを
わかりやすく提示していただいたような気がします。

がんばりたいひとは、がんばればいい。
のんびりぼちぼちいきたいひとは、そうすればいい。
その多様性を認める社会であることが、文明である。
私は、キャリアの研究者として、心からそう思います。
いかなる行動も、プロフィットを想定してからおこなうひとが・・・いてもいい。
自然にわきあがる親切心や、損得を考えない行動をするひとが、いてもいい。
私は、良い悪いではなく、好き嫌いでいえば、後者のほうが好きです。
「一隅を照らす」ということばを仏教系の幼稚園で教えてもらってから、なんとなくそうでありたいなあ、と
きれいごとでなく、そう感じています。
ある国のように、Greedが跋扈して法で取り締まれないような社会状況に、日本がなりませんように。
みんなちがって、みんないい、といえるような国に、日本がなりますように。
日本が、和をもって尊しとなす、を忘れない国でありますように。国際環境激変の荒波にもまれても、
美学を喪わない強さを、もてますように。

聖徳太子 1 (集英社文庫)

聖徳太子 1 (集英社文庫)

  • 作者: 梅原 猛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1993/04/15
  • メディア: 文庫



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