「気持ち」の力

何を読んでもキャリアにつながってしまうのは、おそらく職業病？（笑）

そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生

• 作者: 横石 知二
• 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
• 発売日: 2007/08/23
• メディア: ハードカバー

ご存知ですか？
徳島県の山深い郷で、「つまもの」と呼ばれる和食につきものの、葉っぱなどを
お年寄りや女性が採取して、大いにビジネスとして成功されたお話。

でも、

ここには、

プロフェッショナルの姿がありました。

著者が、一連の事業の柱になった人物。驚愕したのは、この方は、この郷に就職してから、

１０数年間も、お給料はほとんど上がらず、しかも給与をおうちに入れていなかったと。

すべて、事業のための活動に費やしていた、と。

ご本人の文章ですから、１００％そのまま受け取るわけにはいきませんが、主観が入りますから。

でも、きっと本当なのだと思います。

それくらいの『気』がないと、きっとこんな事業は出来ない。


本気が、ひとを動かす、気持ちが、ひとを動かすと、私自身もよく口にし、そう行動しようと思いますが、

この方のライフキャリアを見るとき、この方ほどの集中が出来るか、と。

無私に、ひたすらに、共に働くひとと真剣にぶつかりながら、キャリアを積めるかと。

自分のハートにつきささる物語でした。ただの成功談ではなく、変革や改善を志す者にとって、

とても鋭いものを突きつけられたような、熱い、痛い、ご本でした。

・・・あ、でも文章のテイストはとても温かくて優しくて明るいですよ☆おすすめです。

コメント 2

おもしろいね。
私も仕事で１０月前半に超熟読していたのよ。
ふふ、おもしろいね。
by あっちゃん (2009-10-21 20:56) 

あっちゃん
コメントありがとー！
うふふ。『気』ですよ、『気』。
良い気って何かなあ、って、最近ずーっと考えてます。
考えるだけじゃなくて、行動にあらわさなきゃね♪
では、これから県北　中山間地域へ行ってくるよー。
by chichi (2009-10-23 05:38)