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水玉のプリンセスは死ぬまで描きまくると言った 草間弥生さん


無限の網 草間彌生自伝 (新潮文庫)

無限の網 草間彌生自伝 (新潮文庫)

  • 作者: 草間 彌生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/03/28
  • メディア: 文庫



クサマトリックス/草間弥生

クサマトリックス/草間弥生

  • 作者: 森美術館
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本



草間彌生、たたかう

草間彌生、たたかう

  • 作者: ワタリウム美術館
  • 出版社/メーカー: ACCESS
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: ペーパーバック


増殖、ということばがいちばん似合う、彼女の作品群、
それをわたしはずっとこわいと思っていました。
彼女が精神病であること、写真に撮られるとき目をむき出しにすること、
作品が終りのない悪夢のように見えて、作品を生み出す場面を勝手に想像して、
こわくなっていたのです。

今、ブラウン管のむこうの彼女は83歳、
精神病院に居住し、アトリエと往復し、アシスタントと支援者に支えられて、
世界中を回る作品展のための創作に励む。その姿がNHKで放映されている。
壮絶である。
ゆらぐ精神と、ぐらんぐらんする頭、固まって痛くなる身体、足、「痛い…」と言いながら。
そんな中、不自然な姿勢のままカラーキャンバスを目をむき出しにして見て、見て、見て、
筆がぐいぐいと進んでゆく。
空間を、埋め尽くしてゆく。

そこに、弱弱しさは一切なかった。

彼女の創作を観られてよかった。

彼女の考えの一端を、聴けてよかった。


「絵を描くだけじゃ、人は来ないよ」

「私は水玉に平和の意味を重ねて、世界を埋め尽くすという考えを言うから、

 人が集まる。夏目漱石だってそう。語り続けられるものには、考えがある」


言い放つ。


彼女は、絵描きであり、グローバルに展開して結果を残せるビジネスマンであった。

一流の、国際的に活躍できるDNAは、正しく村上隆さんに継承されていることがわかる。


日本女性の大先輩である草間弥生さん。

強い強い思いは、明確な明確な思いでもありました。

「死ぬまで描くよ。世界に、名前を残したい。いい絵を描いたといわれたい」


じぶんの思いを、思わず見返した。

草間さんに、叱られたような気がして、勝手にうれしくなった。

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