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結果を出すということ。 [キャリア]

グルーポン、を知ったとき、私はその仕組みに感動しました。

広告が、確実性を問われる時代、費用対効果が明確であることを求められる、
えらい時代になったなあ、と感じたのです。

たとえば、レストランを想定しましょう。
8000円のディナーコースが、なんと3000円になるクーポンを、サイトからゲット出来るのです。
でも、
一定の期間内に、設定された人数が、そのクーポンを申し込まないと、発行されない。
たとえば、100名申し込みが達成されたら、クーポンが発行されるという仕組みです。

すごい・・・

お店にすれば、おそらく3000円×100名=300000円の確実な収入が見込めるわけです。
仕入れだって、人員体制だって、そのために準備出来る。
クーポン自体の有効期限もあるわけですから。

インタビューでは「これまでと異なる客層も呼び込める」なんてありましたけれど、
確かにその狙いもあるかもしれませんが、
やはり、『確実性』というところが、商売人の娘である私のハートを射ぬきました。

雑誌に載せたって、割引クーポンを配布したって、『来店してくれる確実性』はないわけです。
でも、グルーポンのシステムなら、わざわざクーポンを申し込んでいるわけですから、
限りなく来店可能性は高まる。

確実性や費用対効果にシビアになる時代。
一方で、世界は混沌としていて、確実性は益々弱まっています。
キャリア形成も、想定外の中でどのように状況対応するか、が重要です。
確実性を大切にするトレンドをとらえつつ、
不確実性を乗り越える力をもつことが求められる。
そんな時代に、私たちは生きているのかもしれません。


広告白書2010

広告白書2010

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2010/07/09
  • メディア: 単行本



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