合理的な人間関係 [キャリア]
著者にお会いしてきました☆
元制作マンでいらしただけあって、その会社、その個人のこだわり=特徴=DNAを抽出し、
それを活かしつなげるセンスが息を呑むほど素晴らしく、感動いたしました!
個人が、激動の社会で、ある程度安心して働きながら、生活してゆくためには、
現状のどの部分を、どのようにしてゆけば良いのか、非常に熱く議論が展開しました。
その中で、とても印象に残ったお言葉が、
「親子関係も合理的になっている」とのひとことでした。
合理性を重んじるから、叱ったり反抗したり、お互いに、しない。
親元から離れない。親も子供を放したがらない。
しかし、お互いに表面的な関係性になっているのかもしれない。
合理性で割り切れないところに、人間の面白味や難しさ、個人の自我成長があるように感じる、
そんな私は、この言葉の前で、絶句しました。
合理性も大切、でも合理性だけでは割り切れないことや、育たないものもある。
そのことから逃げないようにしたいと思います。
週末に、学生の進路指導支援について講義をしました。
現場に近い、進路決定に資する、良質な情報をとるのは、益々難しくなっていますが、
キャリア形成支援を志す者として、常にアンテナをピカピカにして臨んでいます。
この本は、会社図鑑の姉妹本。赤裸々で、かつ、実態にかなり即している内容でした。
特に「産業カウンセラー」のページには、感涙しました…。しっかり現状を調べていらっしゃるなぁ。
プロの仕事です。
2010-06-08 22:59
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